7月7日(木)、豊島区庁舎における会見へマンガジャパン代表・里中満智子先生が出席、「トキワ荘」復元へ向けた取り組みについて発表しました。
豊島区南長崎にかつて存在した「トキワ荘」は、手塚治虫先生やマンガジャパン初代代表・石ノ森章太郎先生をはじめとした、多くの偉大なマンガ家が若き日を過ごした住居として知られています。日本のマンガを形作った重要な拠点のひとつであると言えますが、老朽化により1982年に解体されてしまいました。
豊島区は「国際アート・カルチャー都市」として、文化芸術を重視したまちづくりを進めており、マンガ・アニメ・ゲームなどの分野についても積極的な取り組みを計画しています。
今回はその取り組みのひとつとして、豊島区はマンガの原点とも言える「トキワ荘」の復元を発案。トキワ荘のマンガ家達から大きな影響を受けたマンガ家の一人であり、また上京後すぐに豊島区で仕事場を構えてからこれまで豊島区との縁が続いていることをきっかけに、里中代表が検討会の座長を務めることになりました。
実寸大の外観復元を決めているこの取り組みですが、内装などの具体的な計画は今後の検討会で話し合われることになります。
マンガジャパンも、初代代表・石ノ森先生から受け継がれた団体として、また豊島区の一員として、この ”マンガの聖地” 復元を実現するお手伝いをしていきたいと思います。
会見の様子
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