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メンテナンスのお知らせ

 

2022年4月28日よりサイトメンテナンスを行うため、ホームページへのアクセスを停止させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げますとともに、

あらかじめご了承いただけますようお願い申し上げます。

 

システムメンテナンス日時
2022年4月28日~5月5日
※作業状況により、時間が多少前後する場合がございます。

​一般社団法人マンガジャパン

※当団体を海賊版サイトと混同し、違法でマンガ閲覧を目的に入会を申し込まれる方が見受けられます。
当団体が海賊版サイトについての見解は、以前「漫画村」についての記事をご覧いただければと思います。
また、内容を理解されないまま個人情報を安易に書き込むのも大変危険です。
ご自身の安全のためにも、海賊版サイトの性質を理解した上で、モラルを守ってください。

「漫画村」についての見解

 今話題になっている「漫画村」へのご意見お問い合わせについて私共の見解とお願いを述べさ せていただきます。世の中には「無料でマンガが読める」配信元も多くあります。それらと「問題 のある違法業者はどう違うのか?」と悩む読者も多いと思います。

 民放テレビ番組を例に説明しますと民放のテレビ番組は無料で視聴できます。スポンサーが制作費を提供して、制作者は番組を創り上げた人たちに対価を支払います。視聴者は無料で番組を視 聴していても、制作現場ではちゃんと対価が発生しているのです。   同じようなことが無料でマンガが読めるいくつかのサイトにも言えます。読者は無料で読んで も、民放テレビ番組と同じようなシステムで創作者側に対価が発生する仕組みになっているので す。当然、配信業者と作家の間には契約が取り交わされています。以上は常識的なルールで運営さ れている配信の場合です。

 しかし、違法コピーサイトの運営や、違法コピーサイトへ誘う紹介サイトの運営者は作者に無断 で作品を利用し、作品を創り出した人々への対価や敬意などはなく、自分たちだけが広告収入を 得ています。民放テレビ局が、スポンサーからの対価を制作現場に支払わないと何が起こるで しょうか?制作費が無くなる訳ですから番組そのものを作る人はいなくなってしまいます。マン ガの作り手も同じです。

 違法コピー版を読む人が増えればふえるほど、正規版の売り上げは落ちていきます。作者、版元、書店、流通すべての人々の努力と熱意が無視されるのです。制作費や経費の還元が無 くなれば仕事として成立しなくなり、やがてマンガ業界は滅んでしまうでしょう。新作も生み出 されなくなってしまいます。反対に違法コピーのサイトにアクセスが増えれば増えるほど、違法コ ピー業者には広告収入が入ります。彼らは自分の売り上げしか考えないのでマンガの制作現場の将 来がどうなってもいいのでしょう。彼らはマンガそのものが好きなのではなくマンガを利用して いるだけなのです。  

 

 違法を取りしまるための法的対策は後手後手に回り、速やかに取り締まることができにくい状 態です。しかし読者のみなさんの協力で違法コピー業者を追い詰めることは可能です。「アクセス しないこと」が一番の協力になるのです。読者の皆さんはどうか違法なページ、およびそのページ への誘導サイトにはアクセスしないでほしいのです。「どこが違法業者かわからない」場合もある と思いますので、少なくとも「こうして世の話題になっているところへはアクセスしない」と考え ていただけたら嬉しいです。そして「アクセス数の多いところに広告を出そう」とお考えのスポン サーの皆さんにお願いがあります。

 正常なルールでの商習慣のためにも、こういうところに広告を提供しないでいただきたいのです。 広告の効果を考えるとアクセスの多いところは魅力的ですが、健全な商習慣を守るためにもご理 解をよろしくお願いします。

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